おすすめの日本酒銘柄3選。日本酒の分類、料理のペアリングも解説！

日本酒は世界から注目を集めています。お土産としても人気です。
この記事では、日本酒の種類と味わいや料理とのペアリング、近年受賞酒蔵の銘柄を紹介します！

受賞酒蔵の日本酒おすすめ銘柄

日本酒と清酒の違いは？

「清酒」(Sake)とは、海外産も含め、米、米こうじ及び水を主な原料として発酵させてこしたものを広く指す言葉です。
「日本酒」(Nihonshu / Japanese Sake)とは、「清酒」の中でも原料である米に日本国内産米のみを使用し、日本国内で醸造したもののみを指します。

バリエーション豊富！日本酒の分類と味わい

日本酒を製法により、「大吟醸」「純米吟醸」「本醸造」などに分けられています。主に「醸造アルコールが入っているか」、「お米を何％磨いている」がポイントです。
それぞれどう違うかよくわからない方に、各分類の味わいと香りの特徴を紹介します！お気に入りの日本酒を探しましょう！

日本酒分類

▼熏酒: 代表例：大吟醸酒系・吟醸酒系
香り高い日本酒です。果実や花のようなフルーティで甘い香りが特徴で、味わいは比較的軽快。色調は透明感あるものが多く見られる。
▼熟酒: 代表例：長期熟成系
ドライフルーツやスパイスに例えられる複雑な熟成香に、とろりとした飲み口と濃厚な味わいを持つ日本酒。色調は、黄金色など黄色みがかっているものが多い。高級ワインや高級ウイスキーが熟成を尊ぶように、日本酒も熟成させるとうまみがのってくる。
▼爽酒: 代表例：普通酒系・本醸造酒系・生酒系
清涼感あるすっきりした味わいで、香りは控えめの日本酒のこと。「淡麗」などと表現されることが多い。
▼醇酒: 代表例：純米系・生酛（きもと）系・山廃（やまはい）系
米のうまみやコクを感じさせるタイプの日本酒で、「ふくよか」という表現がぴったりとくる。“地酒”と呼ばれる日本酒の多くがこのような味わいで、最も日本酒らしいタイプと言えるだろう。

【各国専門家が解説】日本酒と料理のペアリング

日本酒は和食に合うお酒というイメージが強いですが、今では世界各国の料理に合う日本酒が誕生しています。日本酒はワインのような強い味わいの個性はないかもしれませんが、繊細は味わいと幅広い香りが日本酒の特徴です。バラエティが豊富だから、料理とのペアリングやカクテルに最適です。お気に入りの味を探せたり、気分、料理によって楽しみ方が変わります。

各国の専門家が動画で日本酒に合う料理、ペアリング方法を動画で紹介します！

尹達剛 - The World's Best Sake Pairing 2021 日/En/Fr/繁/简

千葉麻里絵 / Marie Chiba - The World's Best Sake Pairing 2021 日/En/Fr/繁/简

Xavier THUIZAT - The World's Best Sake Pairing 2021/日/En/Fr/繁/简

Tomos Parry - The World's Best Sake Pairing 2021 日/En/Fr/繁/简

松嶋啓介 / Keisuke Matsushima - The World's Best Sake Pairing 2021 日/En/Fr/繁/简

日本酒のおすすめ銘柄3選

臥龍梅純米吟醸山田錦（三和酒造/静岡県)

Kura Master (フランス) 純米部門プラチナ受賞。「山田錦」は酒米に求められる特性を完璧に満たした”酒米の王様”と称される存在の酒米です。この「臥龍梅 (山田錦)」はしっかりとした米の旨みを備えた芳醇な味わいと、華やかな香りを生み出している純米吟醸酒です。

南部美人特別純米 (南部美人/岩手県)

IWC (イギリス) Champion sake受賞。この「南部美人」は酒蔵と地元農家が二人三脚で育て上げた岩手県オリジナル酒米「ぎんおとめ」を55％まで贅沢に磨いて醸した特別純米酒です。二戸の米を、二戸の県立自然公園・折爪馬仙峡からの清らかな伏流水で、二戸の南部杜氏が、二戸の酒蔵で醸した、究極のテロワールを堪能することができます。ふわっとやさしい果実の香りと上品な米の旨み、後味はすっきりした一本です。

天吹雄町純米吟醸いちご酵母 (天吹酒造/佐賀県)

IWC (イギリス) 純米吟醸部門ゴールド受賞。この「天吹 (いちご酵母)」は苺の持つ甘さと酸味を表現した純米吟醸です。軽やかな飲み口、旨みのあるふくらみ、きれいな酸味とみずみずしい甘みが口中に広がり、爽やかで軽快に飲める仕上がりです。酸の切れがよく、オイリーな料理や辛い料理との相性も抜群。苺のスライスとのマリアージュも楽しめます。